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スーパーサーバ

複数にプログラムを一括管理するプログラム(デーモン)のこと。
プログラムが受け付けるポートを監視し、通信が発生した際に当該のプログラムを起動させる。
スーパーサーバにはinetdとxinetdがあるが、現在はほとんどxinetdである。
メリットは、メモリの節約とアクセスの集中管理である。

 

メモリの節約:
デーモンが常に起動しているとメモリを常に使ってしまうので、起動しているデーモンが多くなればなるほどメモリが消費されてしまう。
スーパーサーバではデーモンをアクセスがあった時だけ起動させるのでメモリの節約になる。

 

アクセスの集中管理:
スーパーサーバがなければ各デーモンで設定のファイルでアクセスの制御をしなければならないため、数が多くなればなるほど設定が手間になる。
スーパーサーバがあれば、一度必ずスーパーサーバを経由してデーモンにアクセスされるため、スーパーサーバの設定だけすればすべて共通のアクセス制御を提供することができる。

 

デメリットとしては、必要に応じてプログラムを起動するため反応が遅いということである。
そのためwebサーバやメールサーバのような一日のアクセスが大量にあるサーバには向かない。

 

以上を踏まえ、スーパーサーバの用途としては起動の反応が遅くても問題が少ないFTPサーバやTELNETサーバで使われることが多い。

 

<関連用語>

デーモン

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