第二新卒・未経験でもITエンジニアになれる!経験を積むにはどんな勉強を実践すべきか徹底解説

ここでは、第二新卒・未経験でITエンジニアに転職したい方向に、必要な勉強時間、ITエンジニアへ転職するメリット、勉強方法を解説します。

ITの技術は日々発展しており、ITエンジニア業界の需要も高まっていることから、第二新卒の未経験でITエンジニアに転職したいと考えている方も多いはずです。

しかし、未経験でITエンジニアになるにはどのくらいの勉強をして経験を積めば良いのか不安に感じる方も多いでしょう。

ITエンジニアは若い世代だからこそ挑戦しやすい職業でもあり、努力次第では収入を伸ばしていけるので、ぜひ前向きに転職を検討してみてください。

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目次

ITエンジニアになるために必要な勉強時間は1,000時間以上

個人差はありますが、実務で必要なスキルを習得するまでには、約1,000時間以上が必要と言われています。

ITエンジニアの仕事にプログラミング作業がありますが、使用する言語が多岐にわたり、それぞれの言語ごと勉強しなければならないため膨大な時間がかかります。

なお、プログラミング言語は「コンピューターなどの機器に指示をするための言葉」を指します。

プログラミングで主に使われる3言語を例に挙げて比較してみましょう。

名称内容勉強時間
HTML/CSSWebページで利用されている言語50時間
JavaScriptWebサイトに動きをつける言語50時間
PHPWebサイトやWebアプリケーションの開発に適した言語150時間~250時間

表からも分かる通り、各言語で覚える範囲が異なるため勉強時間も様々です。

今回は代表的な言語を取り上げて解説していますが、プログラミング言語は他にも数多く存在するため、さらなる勉強時間が必要になります。

現在、日本人が1週間に勉強する時間は、約13分となっています。

参考:https://www.stat.go.jp/data/shakai/2021/pdf/youyakua.pdf

1日単位で計算した場合、2分にも満たない時間しか勉強できていない状況です。

社会人は1日の大半を仕事が占め、残りの時間は家事や睡眠に割くため、まとまった勉強時間の確保は至難の業です。

未経験の第二新卒でITエンジニアを目指す場合は、膨大な勉強時間を確保するために隙間時間の有効活用や休日の使い方を工夫する必要があるでしょう。

隙間時間の活用方法としては、通勤中がまとまった勉強時間を確保できる代表例です。

スマホでゲームをしたり音楽を聞いたりする時間を、動画配信サイトや音声学習に活かせば、1週間でかなりの時間を有効活用できるでしょう。

また、退勤後も家に帰ってしまうとなかなか勉強が難しいため、帰宅前に少しだけ近くのカフェや図書館などに寄って勉強するのも有効です。

なお、プログラミングの能力はアウトプットによって定着しやすくなるため、ある程度勉強したらプログラムを組んでみることをおすすめします。

実務に活かせるのは、ITエンジニアとしてプログラムを組んで動かせるレベルです。

勉強を重ねて知識が蓄積されても、実務に利用できない状態ではもったいないので、自らアウトプットを率先して行いスキルアップを目指して行動しましょう。

未経験からITエンジニアを目指すメリット4つ

自身の中で、どのメリットが最も重要で優先度が高いのかを整理しておきましょう。

ここでは、ITエンジニアを目指すメリットを、以下の4つに絞って解説します。

未経験からITエンジニアになるには相当な勉強時間が必要になりますが、スキルアップと共に収入もどんどん上がる傾向にあり、また職種の需要が高いため将来性があるといったメリットがあります。

各メリットについて詳しく見ていきましょう。

収入アップに繫がる

ITエンジニアの平均年収は442万円となっており、年齢とともに上がっていく傾向です

第二新卒の20代は伸び代があるため、自身のスキル次第で年収を上げていくことは可能です。

転職の際は身につけるべき知識がたくさんあって大変ですが、転職できれば長期的な収入アップが見込めるのでリターンが大きいのがメリットです。

ITエンジニアは自分の努力が収入に直結しやすく、頑張ってスキルを上げれば収入も上がりやすい傾向にあるので、モチベーションを保ちやすくなります。

また自分の市場価値もどんどん上がるので、キャリアアップを目的とした転職にも大いに役立つでしょう。

将来性がある

IT業界は急速な発展を遂げていることから、恒常的に人材不足の問題を抱えている現状があり、それを支えるITエンジニアは、将来性が高い職業といえます。

今後も需要が一定数伸びると仮定した場合、2030年頃にはさらに人材不足が拡大すると予測されています。

また少子化問題によって若手の人材が不足している現状もあるため、20代のITエンジニアは貴重な存在です。

さらにAIの発展や、DX(デジタル技術によって従来の業務や組織をより良いものにすること)を進める企業が増えていることから、今後もIT人材のニーズは増えていきます。

社会問題の側面とIT需要の拡大から、ITエンジニアは一定の需要を保てるため、将来性があるといえるでしょう。

キャリアを積めばITエンジニアからプロダクトマネージャーやコンサルタントへ転身でき、仕事の幅が広がる期待もできます。

働く場所を自由に選べる

ITエンジニアは仕事上リモートでも働けるので、住む場所を自由に選べる良さもあります。

営業や顧客情報を扱うような仕事は出社して仕事をする必要がありますが、デスクワークが基本となるITエンジニアは働く場所を選びません。

通勤時間が省けるので空いた時間を勉強に費やせて、住む場所も自由に決められます。

住みたい場所が会社から離れていても問題ないため、場所に縛られたくない人にとってもぴったりの職業といえるでしょう。

在宅勤務が可能なITエンジニアの利点を活かすべく未経験から転職し、公私ともに充実した毎日を送る方もいます。

ぜひ経験者の意見を働き方の参考にしてください。

学んだ知識を活かせる

ITエンジニアは勉強した知識がすぐ実践で活かせる職業です。

日々の勉強を実務に活かし、アウトプットを重ねることで自身のスキルアップを体感できるため、やりがいも感じられるでしょう。

しかし、未経験の場合は何から勉強したら良いのか、そもそもどこまでが基礎知識なのか分からない場合も多いです。

そのような時は、未経験者のITエンジニア転職支援サービス『テックハブニュービー」をおすすめします。

勉強用カリキュラムの提供や転職サポートを一括で担ってくれる他、スタッフ全員が未経験ITエンジニアの採用をしていた人事経験者です。

人事目線で独自のアドバイスもできますので、何をしたら良いか分からない方へはぴったりのサービスです。

気軽な相談も可能なので、はじめてのITエンジニア転職に悩む方は一度お問い合わせください。

未経験でも挑戦しやすいITエンジニア職種4つ

ここでは、未経験でも比較的挑戦しやすいITエンジニアの職種を紹介します。

ITエンジニアといっても職種によって仕事内容が変わるので、使用する言語なども変わってきます。

目指す職種を決めておくと効率的に経験を積めるので、キャリア設計時にある程度職種を決めておくと良いでしょう。

今回紹介する職種は以下のとおりです。

それぞれの職種について解説します。

開発エンジニア

開発エンジニアは、プログラマーといわれる職種です。

システム開発の設計・製造・テスト・運用保守を担っており、基礎的な部分を担当しているため未経験でも採用する企業が多いです。

最新の技術や言語に多く触れられる環境なので、実務を通してスキルアップできる職種でもあります。

また、開発の過程で様々な業界と携わる機会があるため、エンジニアの知識だけでなく業界の知識も蓄えられるでしょう。

開発エンジニアは需要が高い職種なので、実務で培ったスキルと多くの業界と携わった経験は、転職時に大きな武器になります。

テストエンジニア

テストエンジニアは、ソフトウェアや製品が正しく動くように様々なテストや、動作検証を行う役割を担います。

未経験からでも取り組みやすく、実務を通してプログラミングの基礎知識をつけていくため、入社直後に配属されるパターンも多々あります。

テストエンジニアで経験を積んで、自力でテストができるようになれば、プログラマーやシステムエンジニアにステップアップできます。

またテストエンジニアを極めれば、開発現場でテストエンジニアを束ねるリーダーとなる「テストコンサル」にもステップアップ可能です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、ネットワーク機器の構築や保守、管理を担う職種です。

ネットワーク利用が快適になるよう機器同士の接続を行い、万が一トラブルが起こった際は復旧作業も任されます。

また、ネットを使う上で欠かせないセキュリティについても勉強しつつ、業務を遂行します。

ネットが当たり前のように普及した現代社会においては、ネット環境によって仕事のパフォーマンスが左右されることもあるため、ネットワークエンジニアのニーズは高いと言えます。

サーバーエンジニア

サーバーをゼロから設計・構築し、管理保守を担うエンジニアです。

サーバーエンジニアの業務においても、プログラミングの基礎知識は必要になります。

初めは維持や管理などの単純作業を任されることが多い傾向にありますが、サーバーの仕組みやどのように構築するのかといった知識を学んでいけるので、未経験でも取り組みやすい職種です。

ネットワークエンジニア同様、セキュリティに関するスキルが求められますが、様々な業種で役立つスキルのためニーズは高いです。

未経験でITエンジニアを目指すなら書籍・教材・スクールを活用

当然ですが、未経験からITエンジニアになるには、勉強をして最低限の知識が必要です。

勉強の方法は様々ですが、独学でできる方もいれば講座を受けるほうが向いている方もいます。

まずはどんな勉強方法があるのかを知り、その中から自分に合うものを見つけてみてください。

独学で書籍・教材を使って学ぶ

現代では書籍やweb教材、YouTube動画が充実しており、独学で経験を積むことも十分できるでしょう。

費用もそこまでかからずすぐに始められるので、初心者にはおすすめの勉強方法です。

ただし、一番の問題はモチベーションの管理です。

勉強を初めて1週間以内はなんとか継続できるかもしれませんが、勉強を習慣化するまでが一番大変なので、ほとんどが習慣化する前に継続できなくなってしまいます。

いきなり何時間もの勉強時間を設定して始めると続かないので、まずは毎日数問解くだけなど、小さい目標を継続しつつ習慣化するのが望ましいでしょう。

オンライン講座・プログラミングスクールに通う

最新のIT情報を得ながら経験を積むには、オンライン講座やプログラミングスクールに通う方法がおすすめです。

独学で挫折してしまった方でも、オンライン講座やスクールに入会することで学びを習慣化させることは十分可能です。

もちろん費用はかかりますが、その分コミュニティ内で同じ目標を持つ仲間ができ、指導も受けられるため、メリットは大きいでしょう。

仲間ができることでもっと頑張ろうと思えたり、目標が明確になったりするので、スキルアップのスピードも格段に上がります。

また講座を通してどこまで学びが身についているか可視化されるので、ポートフォリオも作りやすく、転職に役立ちます。

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まとめ

未経験からITエンジニアを目指すには、合計で約1,000時間の勉強時間が必要といわれています。

膨大な時間を確保し、経験を積まなければなりませんが、IT業界全体で人材が不足しており、若手ITエンジニアのニーズは年々増加しています。

転職は大変かもしれませんが、様々なスキルが身につき、将来性が高い職種であることに間違いはないので、本気で目指したい方は時間をかけてでもITエンジニアになることをおすすめします。

また、ITエンジニアになれたとしても勉強は欠かさず行う必要がありますが、日々高め続けたスキルを存分に活かしてクライアントに感謝された時は、他では味わえない達成感とやりがいを感じられるでしょう。

未経験でITエンジニア転職に興味がある方、まずはカウンセリングをご予約ください。

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