20代後半だけどITエンジニアになれる?転職方法や注意点について知りたい
未経験からITエンジニアを目指す場合、20代後半からでも遅すぎることはありません。
なぜなら、IT業界は人材不足が深刻化しており、未経験者でもスキルを身につけていれば転職に有利です。
本記事では、20代後半からITエンジニアを目指す人が知っておくべきメリットや注意点など、転職する際に気をつけるべきポイントを解説します。
未経験からITエンジニアとして活躍するためには、IT関連の知識や技術を身につけることが必要になります。
プログラミングスクールやeラーニング講座などを活用しながら、自分のスキルを磨きましょう。
また、プログラマーの場合は、自分がつくったポートフォリオを作成して、自分のスキルや経験をアピールするのもおすすめです。
ポートフォリオについては「未経験ITエンジニアがポートフォリオを作るメリットとは?具体的な作成方法も解説」で詳しく紹介しています。
未経験からITエンジニアとして活躍したい方は、ぜひ本記事を参考にして転職活動を成功させてください。
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(出典:TECHHUBニュービー)
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20代後半で未経験からでもITエンジニアになれるか?
20代後半で未経験からITエンジニアを目指すことは、決して不可能ではありません。
2022年3月に経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来展望」によると、2022年時点でIT人材の不足は約35万人と推計されています。
そして、2030年にはおよそ59万人程度までIT人材不足が拡大し、今後もIT人材の需要は高まっていくと予想されています。
こうした状況から、未経験でも転職可能な求人や、異業種・異業界からの転職者も増えています。
このような背景から、20代後半かつ未経験であっても、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせることは十分に可能です。
業種にもよるが30代~40代後半の人材が多い
ITエンジニアの種類にもよりますが、厚生労働省のデータによると、システムエンジニアの平均年齢は40.5歳で、職業分類別で見てみても、IT人材の平均年齢は他の職業と比べても若い傾向があります。
また、みずほ情報総研の試算では、2030年には若手層(29歳以下)24.1%、中堅層(30~49歳)48.8%、シニア層(50~64歳)27%になると予測されており、中堅層となる30歳~49歳の人材がITエンジニアには多い傾向は今後も続くでしょう。
また、守秘義務やコンプライアンスの関係から、システムエンジニアはほとんどが正社員として活躍しているのも特徴です。
未経験からITエンジニアとして就業するまでの流れ
未経験からITエンジニアを目指す人は、「まず最初に何をすれば良いのか?」「どのようなスキルや知識が必要か?」といった不安を抱えているものです。
新卒や中途社員(経験者・未経験者)それぞれのITエンジニアとして就業の流れを簡潔に解説します。
新卒の場合、大学や専門学校でコンピューターサイエンスや情報工学などを学んだ後、企業に入社して研修を受け、実務をこなしながら技術や応用力を身につけていくことが多いです。
中途社員(経験者)の場合、転職サイトやエージェントを利用して、興味のある企業に応募し、書類選考・面接へと進みます。
ITエンジニア経験者の中途採用の場合は、同業他社からの転職も多く、エンジニアとしての経験を積み、プロジェクトマネージャーやシステムアーキテクトなど上位職へのキャリアアップを狙う場合もあります。
一方、ITエンジニア未経験の中途採用の場合は、技術や経験がないためプログラミングスクールや独学で技術を身につけ、ポートフォリの作成を通じて経験を積みましょう。
その後、転職サイトやエージェントを利用して求人を探し、興味のある企業に応募します。
今後ますますIT人材の不足が嘆かれていることから、未経験の方も積極的に採用されています。
しかし、未経験者の中でも、ポートフォリオの作成経験の有無によって合否が分かれる可能性がありますし、少しでも知識や経験がある人が有利であることは想像がつくと思います。
そのため、未経験からITエンジニアを目指す方は、スキルや知識を身につけ、転職活動を進めてください。
まずはプログラマーとしてのスキルを身につける
未経験からITエンジニアに挑戦する方は、プログラマーとしてのスキルを身につけることから始めてください。
ITエンジニアの求人に記載されている「未経験可」とは、知識も経験もなくてもOKという意味ではなく、“一定のスキルや業界知識を身につけているものの、実務経験は無い”方を指します。
そのため、IT関連の知識や、プログラミング言語を使用するための知識などの技術が必要です。
プログラミング言語(PHPやPython、JavaScript)など得意分野を見つけて学習する他、「基本情報技術者」といったIT関連資格の取得にチャレンジするのも良いでしょう。
また、ポートフォリオを作成して、自分のスキルや知識をアピールするのもおすすめです。ポートフォリオには、自分で開発したWebサイトやアプリ、作品などを掲載しましょう。
ポートフォリオを作成する際には、自分のスキルや経験を分かりやすく伝えられるようにすることが大切です。
また、デザインにもこだわって、見栄えの良いポートフォリオを作成してください。
ITエンジニアとしての基礎スキルはどこで身につけるべき?
ITエンジニアとしての基礎スキルを身につけるために、以下のような手段があります。
- プログラミングスクールに通う
- eラーニングで学ぶ
- 書籍やWebサイトを参考に独学で学ぶ
プログラミングスクールでは、プロの講師から直接指導を受けられます。
また、短期間で効率的にスキルが身につけられ、気になるポイントや疑問が浮かんだらすぐに質問できるのもメリットのひとつです。
eラーニングでは、パソコンや携帯があれば、いつでもどこでも時間や場所を選ばず繰り返し学習できます。
最新の試験に対応しているeラーニングも多く、入門者向けの基礎学習から最新の出題傾向を反映した合格精度の高い学習ができるためおすすめです。
また、書籍やWebサイトを参考にしながら、独学で自分のペースで学習を進める方法もあります。
学習にお金をかけたくない方や自分の興味のある分野から学びたい方におすすめです。
しかし、一緒に学ぶ講師や仲間がいないためモチベーションが下がりやすいというデメリットもあります。
そのため、未経験からITエンジニア転職を目指す方は、独学よりもスクールやeラーニングで学ぶほうがモチベーションが下がりにくく、必要な知識を効率よく学べるためおすすめです。
ITエンジニアとしての基礎スキルを身につけるには、自分の学習スタイルや目的に合わせて、最適な方法を選ぶことが重要です。
未経験者募集OKの求人を探す
未経験からITエンジニアを目指す場合、ITエンジニアとしての基礎知識を学びながら、未経験者OKの求人を探していきましょう。
企業研究をすることで、企業の事業内容や社風、求められるスキルも分かります。
企業研究をする際には、以下の3つの方法がおすすめです。
- 企業のWebサイトや採用ページを閲覧する
- 社員やOB・OGに話を聞いてみる
- 転職サイトのアドバイザーに相談する
実際にどのような求人が出ているのかが分かれば、転職後の自分の仕事内容や働き方がイメージしやすくなります。
また、転職を希望する企業で働いている社員やOB・OGから話を聞くことができれば、企業の雰囲気や働き方をより具体的にイメージできるでしょう。
どのような企業を選択すれば良いか分からない方や、質問できる相手がいない場合には、転職サイトのアドバイザーに相談してみましょう。
転職サイトのアドバイザーは、多くの求人案件に精通しているので、あなたの希望やスキルに合った企業を的確に提案してくれます。
未経験の状態からITエンジニアを目指す場合でも、IT関係の資格を取得しておくと、ネットワークの基礎知識や技術力があることを証明できます。
資格取得の勉強を通じてIT業界に関する基礎知識が学べ、資格を持っていれば就職や転職に積極的に学ぶ姿勢があるというアピールにも繋がるでしょう。
資格取得の勉強には、LPICやLinuC、CCNAなどIT資格の取得を目指すオンライン講座『TECHHUBカレッジ』がおすすめです。
解説動画や対策問題集を繰り返し学習することで、未経験でもしっかり学べる体制が整っています。
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20代からエンジニアを目指すメリット
20代はそのポテンシャルを見込んで未経験者の採用枠が多く、求める技術水準に達していない人材であっても、企業側が教育することを前提に、積極的に採用する傾向があります。
その他にも、20代からITエンジニアを目指すメリットとして以下が挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
収入アップが期待できる
前述の通り、IT業界は深刻な人材不足により、ITエンジニアの需要が高まっています。
そのため、未経験からITエンジニアを目指す方でも、スキルと実績身につけていけば年収アップが期待できます。
また、国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、情報通信業の平均年収は582万円という結果で、これは全産業の平均年収443万円を139万円上回っています。
さらに、IT業界は給与体系が成果主義の企業が多いため、実力次第でさらなる収入アップが期待できます。
20代の若いうちから多くの経験や実績を積むことで、将来的にはマネージャーや上級SEなどのキャリアアップにより、さらなる高収入を目指すこともできるでしょう。
働き方に融通を利かせやすい場合もある
IT業界では、リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業が増えています。そのため、ライフスタイルに合わせて働き方を調整できるというメリットもあります。
例えば、リモートワーク可能な職場なら、自宅やカフェなど好きな場所で働くことができたり、フレックスタイム制を導入している職場なら、自分のペースで仕事のスケジュールを調整したりできます。
こういった融通を利かせやすい働き方は、さまざまなライフイベントが発生しやすい20代にとって、仕事とプライベートとを両立しやすいというメリットもあります。
20代のうちから経験を積むことでキャリアプランの選択肢が広がる
ITエンジニアとして経験を積み上げることで、プロジェクトマネージャーやコンサルタントなど、将来的に様々なキャリアパスを選択できるようになります。
例えば、特定のスキルを磨いてスペシャリストになる方もいれば、プロジェクトマネージャーとしてエンジニアチームを率いて、プロジェクトの成功に導く役割を担う方もいます。
様々な選択肢がある中で、20代のより早いうちから自分のスキルや経験を活かして、キャリアアップ・スキルアップを目指してみましょう。
未経験からエンジニアへ転職する際に気をつけるべきこと
IT関連の知識や技術は日々進歩しており、未経験からITエンジニアとして活躍するためには、自己研鑽し続ける姿勢が求められます。
ここでは、未経験からITエンジニアへ転職する際に気をつけるべき3つのポイントを紹介します。
雇用形態を確認
ITエンジニアの雇用形態は、正社員や派遣社員、業務委託(フリーランス)、アルバイト・パートのようにいくつかの種類に分けられます。
正社員の場合は、会社と直接雇用契約を結ぶため、会社の一員として長く、安定的に業務に取り組むことができます。
派遣社員の場合、派遣会社に登録して、派遣先の会社でITエンジニアとして働きますが、さまざまなプロジェクトに携わることができたり、働く場所や時間などが選択しやすかったりといった特徴もあります。
また、業務委託(フリーランス)のITエンジニアは、クライアントから業務を委託されて働く雇用形態で、より自由な働き方が実現でき、能力次第では高額な報酬を得ることも可能です。
また、ITエンジニアが働くIT企業は、SES企業・自社開発企業・受託開発企業の3つに分けられます。
- SES企業:顧客の要望に応じてシステム開発や運用を請け負う
- 自社開発企業:自社製品やサービスを開発する
- 受託開発企業:顧客から受託してシステム開発や運用をす
雇用形態や企業の種類によって、仕事内容や働き方が異なるため、自分の希望や適性に合った企業を選ぶことが大切です。
転職先の企業研究を入念に
転職先の求人や企業の目星がついたら、その企業のHPを確認して、どのようなサービス・商品を扱っているのか、どのようなスキル・経験が求められそうか、事前に考えておきましょう。
企業研究としては、事業内容や主力商品、その会社独自の強み、企業理念、社風等を、企業HPや四季報、インタビュー記事等で確認できると、より良いでしょう。
就業先の教育体制を確認
ITエンジニアとして転職する前には、就業先の教育体制を事前に確認しておきましょう。未経験からITエンジニアとして働く場合、独学でスキルを身につけるのは難しい場合もあります。
教育体制が充実している企業では、入社後に研修やOJTを受けられるため、未経験でも安心して働けます。また、ITに関する知識が身についたと証明できる手段のひとつとして、資格の取得がおすすめです。
企業によっては、資格取得を支援する制度があるため、そうした制度を活用できるかどうかも確認すると良いでしょう。
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